駄文置き場、則ちゴミ箱

書きたいもの書きます

Dear my "Hero"

 山の日であるところの先日は非常に俺にとって暑い日だった。もちろん加賀美ハヤトという1人の男の子によってVTuberの歴史を塗り替えられる瞬間を目撃した、というのも大きい。アレはVTuber好きとして、そして技術者として、大変興奮させられる放送だった。見てないなら見てほしい。

 んで本題。もう一つのビッグイベント、端的に伝わるように事実だけ述べるなら「推しが転生して帰ってきた」のである。初配信を見て表情に面影を感じて、いやいや人に似てるなんてそんなに言われて嬉しいものでもないしと自分を律していたらその"彼女"の声が聞こえてきた。

 "その子"は黎明期を支えたレジェンド的なVTuberの運営会社が立ち上げた事務所の取り込みではなくオリジナルの子だった。はちゃめちゃに明るく、交友関係も広く、そして何よりその真っ直ぐな歌声に惹かれた。そして"その子"はその事務所の解体と共に引退する事となった。これは推測でしかないけれど、多分"彼女"自身自分が頭が回る方ではなく、権利関係や金銭、機材方面のサポート無しに活動するのは困難だと判断したのではないか、と思う。

 その"彼女"が"この子"として帰ってきた。この状況は非常に複雑で、"この子"との出会いであり、"彼女"との再会であり、そして"あの子"との別れでもある。多分正しいのは難しいことは考えず"この子"も"あの子"も同様に愛して推せばいいんだろう。でもその正解は難しいもので、どうしても重ねてしまう、別にしきれない。

 ただ1つだけ言えるのは、消息を絶っていた"彼女"が元気だった、それだけで酒が最高に美味い