駄文置き場、則ちゴミ箱

書きたいもの書きます

生まれた理由とノスタルジー

 元来、俺にとって堅苦しい文章はあまり好ましいものではない。そして何かを伝える文章を書くというのも得意とはしていない。どちらかであれば俺は朗読ではなくアナウンスを選んでいたかもしれないと思うほどに。

 時折どうでもいい文章を吐き出したくなることがある。それこそポエミーに、中二病的に、誰かに見せるためのものでなく、ただ吐き出したい、それだけ。

 某先輩に影響されていないと言えばウソにはなるが、前からTwitterという自分が見返す場で吐き出し続けることに俺自身が嫌気がさしていた節がある。あと字数が足りなくてツイート数がかさむのも普通に嫌。後で特定のツイート探すとき邪魔すぎる。

 たったそれだけの話でこんなゴミ箱を用意した。時折とは言ったものの、気が向く限りは毎日吐き出していこうと思う。

 まともな方で帰省の話を書いたばかりだが、今のTwitter名を見ればわかる通りとてもノスタルジーに浸っている。多分明日もそういう話を書くし、今日はそういう話。

 

 正直地元は好きではない。ゲーセン一つに漁れるリサイクルショップは一つ、カラオケが二つにカドショや遊べるところはなし。おまけに会いたくないクズが存在してる。できることなら帰りたくはないというのが本音。小学校は最後の担任がゴミだったのと思い出のほとんどがうごメモ上の出来事、恋の拗らせ始めもこの辺だったか。中学はイジメの始まりとバスケ部に入るとかいう人生のプレミ、まぁプレミというにはいい思い出と忍耐力を得すぎたが。高校は放送室と地理Bの教室にしか居場所が無かったし思い出もそれだけ。こんな俺ですらノスタルジーを感じることがあるわけで。

 俺にも親友と呼べる人間がこの世界に3人だけいる。小学校の頃からつるんでて高校入ってすぐに超遠方に引っ越してしまったあいつと最近ボディビルにハマってゴリラになってたあいつ、それからネット上の、俺の写し鑑みたいな奴だ。最後の奴は親友であると同時に嫌いでもある。多分お互いに。そういう関係だし最近は色々あって疎遠だったりする。今回は関係ないのでそんなに触れないでおくとして、前2人、特に最初の奴には今回会えると思ってなかった。でも会えてしまった。嬉しい誤算って奴だった。まぁおかげで3時までスマブラをやる羽目になったのだが。

 高校の時放送室にしか居場所が無かったと言ったが、逆に言えば放送室こそが俺たちの城だった。治外法権と青春と社畜経験と俺たちの作品、それらが全て詰まった場所。そんな俺たち、つまり放送局の仲間たちには特別強い思い入れがあるわけで、そんな仲間たちとの再会は俺にこんな記事を書かせるだけのエネルギーを与えるには十分だったというわけだ。再会した彼女らは何も変わっていなかった、変わったことと言えば化粧を覚え綺麗になっていたことくらいだろうか、まぁ振袖で着飾っていたこともありそれも一層だが。正直あの中に似つかわしくない黒一点であることが辛く感じるのでせめて服飾だけでも着飾れるものを持っておこうと思ったりもした。仲間たちの5/9で飲みに行った、俺以外全員遅刻するところとかも皆変わらないなと凍えながら安心した。酒と共に話を聞けば懐かしい話や最近の話、変わったことと変わらないことが見えてくる。正直もっと話したかったし来てなかったメンバーとも話したかった。次は年末に帰ってくるとは伝えたので会えたらいいなとは思う。

 

 こんなゴミ箱を覗く人間なんて一部のモノ好きだけだろうし心配することでもないと思うがこの記事に関して文句を言われたところで俺は答えることができないしその文句も虚空に消えていく、だってここはゴミ箱だから。